【115E43 ペースメーカー植え込み患者の心電図所見】
さて前回、115E35の解説でも述べたようにこのEブロック(必修)では、必修臨床問題をこの問題含め2問落としてしまう結果となってしまいました…
感触では、初日のBブロック(必修)の方が悪く、このEブロックの方がよくできた気がしていたので、採点後は少し落ち込みました。
もともと必修問題は得意としておらず、特にこの臨床問題(1問3点)は配点も高くいつもドキドキしながら問題を解いていたのを覚えています。
いくら必修とはいえ、難しい問題は難しいですからね…
模試でも、ミスも含めて複数問落としてしまうことも多く非常に注意して本番は取り組んでいました。
さて今回解説する問題は、一見なんて事のない心電図読み取り問題ですが
変に考えて解答終了直前に選択肢を変更した結果、間違えてしまった1問です。
よくマーク試験は、「最初の自分の選択肢を信じろ」といいますが、
その言葉の通りに誤答してしまうこととなってしまいました…
先人の教えに習うべきでしたね(笑)
詰めの甘さが誤答につながってしまったように思います。
長くなってしまいましたが、どんな問題だったのかを一緒に見ていきましょう!
続きを読む【115E35 腰椎椎間板ヘルニアの症候】
さていよいよE問題の解説ですね。
今年の必修問題はふたを開けてみたら平均点も高く113回、111回と比べると大きく合否を分けたとまではいかないものの
それでもやはり試験中は緊張するものですね…
一日目のBブロックの感触があまり良くなかったために、試験が始まる前はとにかくミスしないようにと気を付けて臨んだのを覚えています。
実は感触だけではこのEブロックの方ができた気がしたのですが、点数はEブロックの方が悪かったのです(笑)
過信してはいけませんね。余裕も大切ですが、丁寧さももちろん大切です。
間違えても良いと割り切るメンタルと一点も落とさないように心がける姿勢は両方持っておくべきだと気づかされました。
それでは、今回の115E35の問題を見ていきましょう!
続きを読む心臓カテーテルの勉強、循環器内科ローテート前の予習
来週からローテート開始ということで研修医の先輩に内容の引継ぎを聞きました。
初めに回らせてもらうのは循環器内科。
学生時代に回ったもののコロナもあり遠く昔の話
「研修医は準備、補助、回診、検査確認、論文抄読全部やるつもりで」
と教えていただきました。
「やばい…何も覚えていないぞ…」
ということでまずはメインの研修業務となるカテーテルの勉強をしようかなということで
というとても分かりやすいサイトを見つけたので予習しました。
国家試験でも心カテ所見を読ませる問題は出題されるものの
ほとんど症状ありきで、心カテを読み込まなくとも分かる問題や、パッと見で狭窄、閉塞がはっきりしている画像しか出題されてこなかったのでそこまでしっかり勉強してきませんでした。
今日はまず
冠動脈番号(AHA分類)を勉強しました。
学生時代に目にしたことはあるものの完全にスルーしていました。
所謂「RCA3番」とか「LCA7番」とかってやつですね。
RCA、LAD、LCXだけでなく
対角枝(DB)、鈍縁枝(OM)、鋭縁枝(AM)、右室枝、房室結節枝なども出てきます。
基本的には
#1~15(#4は#4AVと#4PDの二種類)の16個に分けられるのですね。
これも先ほど載せた心カテブートキャンプにイラスト付きで掲載されておりとても分かりやすかったです。
これらの知識をしっかりと身につけた上で心カテに参加するか否かで大きく変わってくると思うので、これからもローテに向けて少しずつ勉強を重ねていきたいと思います。
また、あとは実際に研修が始まってからの勉強にもなりそうですね。
分からないことは自分で調べた上で積極的に質問していこうと思っております!
「研修医はとにかく自分が一番下である意識をもって元気よく!動き、考えろ!」
と先輩に教えていただいたのでこれと併せて実行に移していければと思っております。
【115D75 全身性の衰弱状態を認める低栄養患者に対しての適切な静脈栄養、Refeeding症候群】
さていよいよDブロック最後の問題の解説ですね。
今回は、国家試験終了直後に大手国家試験対策予備校の解答速報でその解答が割れ、物議を醸した一問ですね。
私自身解いていて、なんとなくこれであっているかなということで解答を選び、難問だと認識していませんでしたが、
ふたを開けてみると解答速報時正答率27%と激割れ問題の一つでした。
115D71といい、この115D71といい…
いくら二日目のスタートとはいえ、難しい問題を午前中の最後の方に忍ばせてある国家試験まさに恐ろしいな…と思いました。
おそらく来年以降の受験生も良く押さえておくべき問題になるであろう115D75を一緒に見てみましょう!
続きを読むSHARP ES-S7E ドラム式洗濯乾燥機を使ってみた感想、おすすめ
間違いなく、ドラム式洗濯乾燥機です。
もともと初めての一人暮らしでしたが、周りの友人に意見を求めてみたところ…
「洗濯機はケチらないほうがいいよ」
ということで
シャープの一人暮らし用のドラム式洗濯乾燥機を購入しました。
いわゆる縦型の洗濯機(乾燥機能はなし)と比べると10万円ほど価格差はありますが
使用して2週間ちょっとでその快適さを実感しております…!
なにより乾燥機能がついているので雨の日に心配無用。
特に一人暮らしでは下着類の洗濯がたまりがちですが、全て乾燥機で対応可能です。
朝起きて、タイマーセットして、仕事からちょうど帰宅する時間にセットしておけば
家に帰ってきて洗い立ての下着類を回収することができます。
特にバスタオル、フェイスタオルは文字通り
「ふわふわ、フカフカ」
になります…!
これが、もう本当に気持ちいいです。
天日干しにしていたんじゃないかと毎回思えるほど、ふわふわになります。
ついつい必要以上に乾燥機を使用してしまいます(笑)
これから梅雨の時期も来ますが、そんな悩みも一切ありませんね。
急な土砂降りがきてもまったく焦らず仕事を続けることができるのは本当に頼りになりそうです。
「時短家電」として有名なドラム式洗濯乾燥機ではありますが、
この効果はネットで書かれている以上の使用感があるので、迷われている方は今がチャンスとご購入をおすすめします。
きっとあなたの生活の質(QOL)を高めること間違いなしです!
こんどはルンバでも買ってみようかなぁと思っている今日この頃です。
家から帰ってきて綺麗に掃除されていたら嬉しいなって思っているので…。
また購入後に使用感についてレビューをかけたらと思います。
研修日記3日目~内科レジデントの鉄則を読んで~
『内科レジデントの鉄則』
本日読書したのはこちら
同僚に借りて内容に目を通してみました。
当直、内科救急、入院管理の3つのセクションに分かれており、
各ケースごとにレジデントの視点から研修医向けに行うべき『鉄則』についてわかりやすく解説されているため
非常に読みやすい一冊となっていました。
今日は、輸液のセクションをなんとなく眺めてみました、細胞外液、維持液、脱水の管理、インアウトバランスなど国家試験の勉強内容でもありましたが、より実践的に書かれていました。
特に使用する輸液の名称は一般名のみならず商品名についても記載があり、
一般名でしか覚えていない私にとっては新鮮なものとなりました。
「ソルデムって聞いたことあるな…ソルラクトは?、ん…ソリューゲンってなんだ…!」
こんな具合です(笑)
実際に当直業務や院内管理を任された際には即戦力として必要な知識であること間違いなさそうです。
本書にも記載がありましたが
「輸液は薬剤の一つ」
として適当に管理することなく根拠をもって選択し、経過についても丁寧に見ていく必要がありそうです。
まだまだ研修医見習いですが
どんどん知識を身につけて一つでも多く知っていることを増やせるように日々努力していきたいと思います。
今日は疲れたのでこれまで
良い一週間が過ごせますように…。。
【115D71 絶食保存療法後のPT-INRの上昇の原因について】
さて今回は速報時正答率27%の超難問の解説ですね!
私自身解いていてまったく自信がありませんでした。
実臨床に近い内容かつこれまでの国家試験で直接問われたことのなかったテーマだっただけに過去問を十分に対策してきた受験生であったとしても、自信をもって解答を選ぶのは難しかったのではないでしょうか。
知識に加えて、思考力・その場で考える力が問われた良問だったように思います。
どのように解答に至るべきだったのか一緒に問題を確認してみましょう!
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