心臓カテーテルの勉強、循環器内科ローテート前の予習
来週からローテート開始ということで研修医の先輩に内容の引継ぎを聞きました。
初めに回らせてもらうのは循環器内科。
学生時代に回ったもののコロナもあり遠く昔の話
「研修医は準備、補助、回診、検査確認、論文抄読全部やるつもりで」
と教えていただきました。
「やばい…何も覚えていないぞ…」
ということでまずはメインの研修業務となるカテーテルの勉強をしようかなということで
というとても分かりやすいサイトを見つけたので予習しました。
国家試験でも心カテ所見を読ませる問題は出題されるものの
ほとんど症状ありきで、心カテを読み込まなくとも分かる問題や、パッと見で狭窄、閉塞がはっきりしている画像しか出題されてこなかったのでそこまでしっかり勉強してきませんでした。
今日はまず
冠動脈番号(AHA分類)を勉強しました。
学生時代に目にしたことはあるものの完全にスルーしていました。
所謂「RCA3番」とか「LCA7番」とかってやつですね。
RCA、LAD、LCXだけでなく
対角枝(DB)、鈍縁枝(OM)、鋭縁枝(AM)、右室枝、房室結節枝なども出てきます。
基本的には
#1~15(#4は#4AVと#4PDの二種類)の16個に分けられるのですね。
これも先ほど載せた心カテブートキャンプにイラスト付きで掲載されておりとても分かりやすかったです。
これらの知識をしっかりと身につけた上で心カテに参加するか否かで大きく変わってくると思うので、これからもローテに向けて少しずつ勉強を重ねていきたいと思います。
また、あとは実際に研修が始まってからの勉強にもなりそうですね。
分からないことは自分で調べた上で積極的に質問していこうと思っております!
「研修医はとにかく自分が一番下である意識をもって元気よく!動き、考えろ!」
と先輩に教えていただいたのでこれと併せて実行に移していければと思っております。