【115D57 中年女性の倦怠感・認知症状の鑑別、Alzheimer型認知症vs慢性硬膜下血腫】
今回解説する問題は、国家試験終了時にあまりの難易度から、SNS界隈でもその正答について審議された問題ですね!
私の感想
— バク@精神科医 (@DrYumekuiBaku) February 7, 2021
「抗うつ剤が著効するうつ病の履歴のある患者に抗不安薬と睡眠薬だけ入れる精神科医はヤブ(激怒」
答えとしては頭痛もあるのでbが消しきれず(2ヶ月前だから慢性硬膜下血腫にしては長いか?)、全ての選択肢を消しきれずでした
医学生にこれはキツい https://t.co/NQLxmVSVUr
このように試験終了直後から、Twitterでも意見が分かれ、私自身も友人たちとこの問題について話をした覚えがあります。
115D15といい、今年の精神科・神経内科の分野は専門性の高い問題が多く、受験生にとってここまで対策させるのは少々酷かな…と私自身思いました!
ただ、そうとばかり言ってられないので問題解説へと移りましょう!
多くの受験生を困惑させた問題とはどのような内容だったのでしょうか…
一緒に見ていきましょう!
続きを読む【115回医師国家試験、私が感じた受験体験記】
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すごく今更ですが、115回医師国家試験を受験した際に感じたことを「気ままに」つぶやけたらな、と思います。
思いついたままに書くのでさらっと見てくれたらと思います。(なんとなく丁寧文を使わずに書いてしまっているのでご了承ください(笑))
続きを読む【115D56 伝音性難聴の鑑別、耳鏡検査からの判断(真珠腫性中耳炎vs滲出性中耳炎)】
さて今回解説するのは、この解説シリーズでも初登場
「耳鼻咽喉科」分野の設問ですね!
実は、この耳鼻咽喉科は国家試験の中でも最も高得点を取ることが難しい分野と言われています。
MECの看板講師ことDr.孝志郎も講座の中で
「耳鼻咽喉科は極端に難しい問題が毎年2~3問は出題される。国試合格のためにはその専門的すぎる問題に固執するのではなく、基本を押さえて広く浅く学ぶべき。」
と伝えられていました。
例年、正答率20~30%前後の問題が出題されることも少なくありません。
膨大な出題範囲が存在する医師国家試験だからこそ、基礎をしっかり押さえた上での総合力が大切になってくるというわけですね。
過去問演習の際にも、そのような問題に出くわしたときは
「そういう知識、考えもあるんだな…」
とサクッと理解した上で他の問題へと進んでいくと良いと思います。
ただ、やっぱり自分の受験する年から数えて直近3年分の国試の過去問に関しては
メジャー・マイナー問わず確実に理解し、覚えておく必要があることは忘れずに!
MECのサマライズシリーズでも、medu4の究極マップシリーズでも
直近3年の過去問の重要性は繰り返し伝えられることと思うので、しっかりと対策を積んでいきましょう!
私のこの問題解説が皆さんの学習の一助になれば幸いです^^
と長くなったところで、解説へと行きましょう!
続きを読む『人を動かす』D・カーネギー〜幸福な家庭を作る7原則〜を読んで
別の記事でおすすめの本7選について紹介しましたが、
そのうちのひとつ
『人を動かす』D・カーネギー〜幸福な家庭を作る7原則〜
を読んだ感想です。完全自分用なのでご理解を。
・相手に対して口やかましくいわない
・ほめる
・礼儀を忘れない
・性の知識を正しく持つ
大切な事ですね。
特に印象的だった内容は
「女性は服についての関心が強い、男性は無頓着すぎる。それを理解し、適切に誉めてあげることで関係は維持される。」
これですね。
また、「男性が仕事に打ち込む精力をなぜ家庭でも出せないかを女性は理解できない。収入を上げることよりも女性を理解し、円満な家庭を築く方がよっぽど意義がある。」
これもすごく響きましたね。
収入・出世・社会的地位を追い求めるあまり身近な存在をないがしろにしてしまわないように気持ちを引き締めなければなぁとわたくし自身思っております。
「結婚は人生最大の賭けである」
といわれることもありますが
その賭けがプラスとなるかマイナスとなるかは自分自身の行動で決まるのかもしれません。
初めて会う人、仲良くしている親友、同僚、上司、後輩と同様に身近にいるパートナーに対して礼儀を忘れずに接し続けることが大切ですね。
何度も読み返して自分の考えに深く染み込ませたいと思います。
新生活準備と桜と卒業式と
本日は新生活準備ということでいろいろ家具・家電探しをしておりました。
洗濯機は既に購入済だったので、あとは冷蔵庫、レンジ、掃除機といったところでしょうか。
テレビも欲しいですが優先順位は低めなのでそのうちです。
家具に関しては、まだ新しい部屋の内見をしていないのでイメージわかず苦労しておりますが、
なんとなくの部屋の間取りからこれくらいのベットはおけるかなってことで購入・配送注文しておきました。
あとは、カーテン、テーブル、ソファあたりが欲しいですね。
最近移行した楽天経済圏でぽちぽち購入もありかなって思ってます。
座り心地の良いイスなんかも探しています。
初任給ためて大人買いなんていうのも夢あっていいかな~なんて思ったりしてます。
昼からは、自宅近くの桜を見てきました。↓
まだまだ5分咲きといったところでしょうか。
ただ咲いている花はきれいでずっとみていられそうですね。
満開になったころにはもう一度見に行こうと思っております。
そして卒業式。
慣れ親しんだ大学ともいよいよお別れです。
今まで過ごした仲間たちとの別れを惜しみながら、そしてもう一つ新たなステージに立つのだなという期待の気持ちとで思いで胸がいっぱいです。
よくわからない表現になってしまいましたが、心の整理がうまくついていないので今日はこれまでにて…
自立した社会人になれるよう一歩ずつ過ごしていければなぁと思っております。
【115D55 Fabry病の臨床問題】
さて今回解説する問題は失点してしまった中で最も反省しているものの一つです。
解答速報時の正答率:87%と高い数値を示していました。
本問の解答が正解となる問題は正直初めての出題でしたが、なぜそこまで得点率が高いのか…
それは「コクタマ」だと私は考えます。
コクタマといえば毎年、医師国家試験前日にMECからのメールで送られてくる直前予想のことです。
これが意外と的中するということで、受験生みな目を通して会場に向かうのですね。
そして今年は、この115D55が的中問題となりました。
なので正答率が、初出題にも関わらず高いのですね!
私ももちろん、このコクタマには目を通していたのですが
本当に目を通したのみでそこまでしっかりと覚えこんでいかなかったのです。
「あ、コクタマには書いてあった気がするが実際はどうなんだろう…」
と悩んで、結局間違えてしまったのですね。
みなと同じ勉強をすることはやっぱり大切です。
今回の反省ポイントNo1といえそうですね。
コクタマについて知らない方のためにリンク貼っておきますのでご確認くださいね!(115回医師国家試験用のものになりますのでご注意下さい)→(リンク(コクタマ))
さてそれでは解説に行きましょう!
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