【医師国家試験対策 おすすめ参考書~medic media編~】
さて、今回紹介するのは
医師国家試験対策参考書の中でも、最もユーザーが多いといっても過言ではない
『medic media』の参考書のご紹介です!
医学部在籍中の学生さんなら必ず一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
今回はその中でも、私自身が
「この参考書のおかげで115回医師国家試験を合格することができた!」
という観点からおすすめできる参考書に絞ってご紹介したいと思いますので
是非最後までご覧ください!
【おすすめ参考書~meduc media編~】
【①病気がみえるシリーズ】
これは皆さん言わずもがな知っているであろうmedic media社参考書の中でも看板参考書といえる
『病気がみえるシリーズ』ですね!
先輩が使っているところ、病棟に置いてあるところ…など目にしたことのある方も多いと思います。
既に何冊かお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
この病気がみえるシリーズは
現在(2021年3月)では
vol 1~14までの計14冊が存在し、
vol 1:消化器
vol 2:循環器
vol 3:糖尿病・代謝・内分泌
vol 4:呼吸器
vol 5:血液
vol 7:脳・神経
vol 8:腎・泌尿器
vol 9:婦人科・乳腺外科
vol 10:産科
vol 11:運動器・整形外科
vol 12:眼科
vol 13:耳鼻咽喉科
vol 14:皮膚科
といった内容に分かれています。
私が購入した医学部4年の際、つまり2018年ごろにはvol 10(産科)までしか出版されていなかったので、
近年どんどん新しい科の病気がみえるシリーズが出版されていることが分かります。
内容は、国試過去問対策は勿論、専門的な分野までしっかりと記載されているため
各大学の試験対策や病院実習での学習まで幅広くチェックすることができます。
また、画像やイラストが多く、文字ばかりの難解な医学書に比べると
視覚的に非常に理解しやすい作りとなっております。
初学者~専門的な学習者まですべての段階で役立つこと間違いなしです!
実際、国家試験の過去問学習時に解答を見て分からなかった際にも、この『病気がみえるシリーズ』を読んで解決したことも多々ありました。
個人的に非常に扱いやすく、どの科も内容が非常に充実しているので
全てのシリーズをまとめて購入してしまうことをお勧めします!
【②year note】
さて続いても医師国家試験対策が近づいている学生さんなら必ず知っているであろう参考書の紹介です!
『year note』ですね!
こちらは先ほど紹介した『病気がみえるシリーズ』とは異なり、
写真やイラストがほとんどなく、基本は文字が並んでいる参考書になります。
ではなぜ、おすすめなのか…
それは、「圧倒的な国試カバー率」です!
本参考書は、過去の医師国家試験に出題された項目を青字で、出題はされていないが重要といえる事項に関しては、太黒字で掲載しています。
従って、この強調されて記載されている項目に絞って学習、暗記をすることで非常に効率的に国家試験の勉強をすることができるのですね。
実際、医師国家試験は過去問とほとんど同じ問題が出題されることも少なくなく、過去の問題で問われたことのある内容については、正確に理解していることが必要とされます。
本書を活用すれば、その過去問で問われた内容を網羅的に学習することができ、知識の整理につなげることができるということなります!
また、記載項目は国家試験の過去問だけではなく、
「専門医試験」と呼ばれる、専門医の取得に必要な試験で問われた、いわば専門的な事項についても書かれています。
これらは、現在の医学におけるトピック的内容が中心になるので、これまでの国家試験で出題がなかったとしても
新出題の知識として問われる可能性があります!
この、過去問対策と専門的な分野の把握を同時に行うことで、あらゆる問題に対策することができるのですね!
私自身も国家試験直前期は、このyear noteに記載されている自分が知らなかった知識を中心に学習を進めることで
本番も余裕をもって解き進めることができました!
まだお持ちでない方はぜひ購入を検討してみてください!
【③レビューブック マイナー】
さて続いても、人気のシリーズ
『レビューブック』
の紹介です!
中でも今回は、『レビューブック マイナー』について
ご紹介したいと思います!
本書は先ほど紹介したyear note同様、イラストや写真は少ないものの、医学教科のマイナーと呼ばれる分野について非常にコンパクトにまとめられている参考書になります。
マイナー分野とは
・眼科
・整形外科
・精神科
・皮膚科
・泌尿器科
・放射線科
のことで、内科メジャーと呼ばれる教科と比較して、こう呼ばれています。(決して内容やその科自体が"マイナーだ"ということではないので悪しからず…(笑))
これらの教科に関しては、最初に紹介した「病気がみえるシリーズ」でも被っているところはあるものの、「精神科」や「放射線科」といった教科は今のところ存在せず
本書特有といえそうですね。
ちなみに先ほど紹介したyear noteには、この「マイナー」分野についての記載が存在しないため
year noteに合わせて買い揃えることで医学のほぼ全ての科目をカバーすることができます。
国試対策に「year note+レビューブック マイナーのセット」は必須といえそうですね!
私もボロボロになるまで愛用していた本書なので、是非皆さんもお手にとって読んでみてください!
【④レビューブック 小児科】
最後は、先ほどの「レビューブックマイナー」と同じシリーズ
『レビューブック 小児科』の紹介です!
さて、今まで紹介してきた「病気がみえるシリーズ」「year note」「レビューブック マイナー」これで臨床医療全ての教科がカバーできるかというと…
実は大きな穴があるのです!
そう、それは『小児科』なんですね。
なぜか今まで紹介したものには記載がなく、medic media社でおすすめの有名な小児科の参考書となると、本書に限られてくるのです…
「小児科の病気がみえるを早く出してくれ~!!」
と言っている友人も多かったです(笑)
ただ、今回紹介する本書の内容だけでも、
医師国家試験に関しては十分にカバーすることが可能です。
今まで紹介した他の参考書同様、過去問で既出の内容を中心に作成されている本書を、
普段の学習の際に手元においてチェックする習慣をつけるだけで、小児科の学習はばっちりです!
過去問の焼き直しが多い”小児科”だからこそ
過去問ベースにまとめられた本書は非常に扱いやすいのですね!
是非こちらも併せてご検討ください!
リンク
【まとめ】
いかがでしょうか。
今回紹介したmedic media出版の参考書はどれも非常に役立つことと思います。
正直、医師国家試験に必要な参考書はこれで全てといっても良さそうです。
自分に合った参考書をみつけ、皆さんが国家試験に無事合格されますことを心より願っております!
最後までお読みいただきありがとうございました!
115回医師国家試験の問題解説もしておりますので、気になる方はチェックしてみてくださいね→リンク
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