【115D51 末期腎不全患者に対する腎代替療法の選択と患者への説明について】
さて、今回も続けてDブロック、臨床各論の問題を見ていきましょう!
繰り返しになりますが、私自身このDブロック各論が115回医師国家試験の全ブロックの中で一番難しく感じました。
「雰囲気で解けそうだが絞り切れない…」
「そこまで細かい知識は勉強していなかった…」
といった気持ちを感じていましたが、この問題も例外ではありません。
解答速報時の正答率56%と他の受験生の皆さんもかなり苦労して解答を選んだことと思います。
根拠をもってしっかり解答できるよう学習していきましょう!
それでは問題を確認してみましょう。
続きを読む【115D39 正常圧水頭症への確定診断と治療方針の決定に有用なもの】
今回は神経内科、脳外科領域の問題になりますね!
この分野は出題範囲が広く苦手としている受験生も多いかと思いますが、
頻出項目に関しては限定されているので(脳梗塞、くも膜下出血など)
過去問を通してしっかりトレーニングしていけば必ずや得点源になると思います!
ただ、神経領域は暗記のみで乗り切ることは難しく
十分に理解した上で各疾患についてまとめておく必要があると思います。
現在お使いの予備校テキストや教科書をベースに知識の整理をしておきましょうね。
さて本問に関しては、解答速報時の85%前後と正答率の高い問題でした。
私が間違えてしまった理由としては
『単純に知らなかった』からです…(お恥ずかしい限りです(笑))
試験後も「あの問題の答えはこれだよね~」「そうそう、実習でみたよね~」
という友人の会話に全く参加できず、悲しい思いをしました(笑)
本当に普段の臨床実習は大切ですね…
私からすると今までの国試の過去問の解答で選択されたことのなかった
本問の正解選択肢について
「知らない!わからない!」
となってしまったんですね。。
MECの講師Dr.孝志郎もよく
『知っているは強い』(byDr.渡)
と講座の中で強調されていましたが
まさにその通りで、ぐうの音も出ませんでした…(笑)
さて、長くなってしまいましたが、どんな問題だったのか確認してみましょう!
続きを読む【115D29 乳児ビタミンB12欠乏症?鉄欠乏性貧血?】
さて今回は、今までの解説の中でも初登場、小児科の問題ですね!
内科・外科と並び出題頻度の高い産婦人科、小児科は国試のヤマといえそうですね。
特に小児科は必修での出題も多く、完成度が国試の合否に大きく影響しますね!
また、過去問の焼き直しが多い小児科分野は覚えるべきことをしっかり覚えれば、得点源にすることができるいわゆる"コスパの良い"科目なので、早めから学習しておくことを勧めます!
さらに、小児科は小児特有の成長・発達分野以外は小児内科の内容全てを網羅的に学習することになるので、内科領域全体の良い復習になり、直前期の勉強もおすすめです!
と小児科対策のおいしい話を一通り伝えたところで問題解説といきましょう!
続きを読む【115D28 境界性パーソナリティー障害vs演技性パーソナリティー障害】
さて今回紹介する問題も国家試験後に解答が大割れした有名な問題ですね!
予備校の速報解答発表をうけて、私の周りの友人も
「え!?答えそっちなの!?絶対正解してると思ってたのに…泣」
と嘆いていましたね。
私もまったく同意見でした(笑)
正直解いているときは、まぁこれかな~という感じで選んで次の問題へ進めていたので
本番のメンタル的に他の問題に影響したことはなかったのですが
それでも誤答だと1問落とす形になるので好ましくないですね
さてそれではどういった問題だったのか一緒に見ていきましょう!
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